2011年03月31日

ハワイアンモンクシール(Hawaii Art Travel / vol.5)

2011年3月10日〜20日 Hawaii Art Travel-------------------------------------------
Honolulu Festival出展のため、ハワイ・オアフ島に行ってきました。
お世話になった方へのお礼を込めて、その旅のことを更新していきます。
------------------------------------------------------------------------------------------------------


【ハワイアンモンクシールとは?】
ハワイアンモンクシールとは、ハワイ諸島に生息している固有アザラシの一種です。他の一般的なアザラシは集団で生活するのですが、モンクシールの場合は暖かい海に殆ど単独で行動しています。
ハワイ語名では『イリオ・ホロ・カイ(意味:海を走る犬)』と言われています。モンクシールの名の由来は、首周りが修道士さん(モンク)の僧衣に似ていることからと言われています。
現在は絶滅危惧種に指定されており確認されている数はわずか1200頭~1300頭、
ハワイ諸島沿岸で見る事ができるのも、そのうちの10~20%と聞きました。
大切に大切に保護されています。

私ただでさえ、アザラシ好きです。
パースでアザラシと泳いだ時、私を追い抜いて泳いで行ったアザラシが
海の中で振り返り、ニマっと(おそらく)笑ったあの時から、
かなりお茶目な頭脳を感じてます。この話、みんな笑いますが。。。

と、いうことでオアフ島のカエナポイント(岬)まで行くことに!

【カエナポイント】
カエナポイントは地図で探すと、
オアフ島のワイキキを下として、左上のとがった岬です。
H2抜けさらに北上し、行きつく海岸はこの景色!


そしてさらに、ルート930を左方向に進みます。

しばらくすると、舗装されていない道になり
すぐに駐車場(といっても車が停められる広場)が見えてきました。

そこからは徒歩です!四駆で進む人もいましたが、普通車なら無理なのです。
地図上は片道5km程度、ですがこの道、ものすごいデコボコなのです。

張り切って歩き始めましたが
歩けど歩けど、先がみえないうえに景色が変わりません。。。
デコボコが階段を昇り降りしているようで、だんだん腰にきます。

途中すれ違う人達に、『モンクシールいた??』と聞いても
『いなかったよ、それより駐車場まであとどれくらい?』と
逆に質問される程、見るからに疲れ切っているではありませんか。。。
広大な景色を前にすこし怖さすら覚えました。

でも、振り返ってもすでにこの景色です。
せっかくここまで来たんだから、歩きます。


やっと、やっと、やっと保護区の入り口。スケールが大きすぎます。。。
ここからは車も犬もだめですよ!のゲート。
この看板に出逢えた事にすら、喜びを覚えるここまでの距離です。


しばらくすると景色が日本海のようになってきました。
山の裾野が、山脈の先端です。


それにしても、私達以外には誰もいません。
風の音とアホウドリの声だけが聞こえます。

こんな道を海岸線にアザラシがいないか探しながら歩き、


とうとう、岬の先端まで来てしまいました。


山脈の先端って正面から見たことありますか?
見るからに脈の始まりに自分が立っていて、そこからずーっと山が内陸に向かって脈になっている景色、それを見るだけでもここは感動です。
その山脈の先端と、海岸との間にある狭い平地に辿り着き、
今度は山脈の先端をぐるっとまわって
山の反対側にも行けそうな、興味深い場所だったのですが、
引き返す体力がなくなりそうで、ここからは来た道へとUターンしました。

【ところで、ハワイアンモンクシールは?】
自然のなかの生き物とはいえ、
諦めの悪い私は、疲れ切っていても諦めていません。
そういえば、ほぼスタートした時点で、『モンクシールは1マイル後ろのビーチにいるわよ!』と教えてくれた人がいたではないか!
その時点でなぜビーチに行かなかったのか、、、
とりあえずこのカエナポイントに興味津津で、歩く気合い満タンだったからにこにこ

あの人は私が西を向いている時に『後ろ』って言ったから、
カエナポイントからは、東の方向に向かいます。

【オーラすら見えました】
歩いた体を労り、ただただ無言の車中、
ん?ん”−−−!!!???、、、、!!!!!
逆光で、あれ岩かな?と見過ごしてしまいそうなあの姿!!
フリーの日は全てモンクシールに費やす覚悟までありました、見過ごしません!


砂浜にはロコボーイ達が座り、その姿を眺めていました。
みんな、彼を起さないようにとそーっと。
砂の足跡を見て分かるように、誰しもがモンクシールは貴重な存在と知っていて
一定の距離を保ちます。

なので、そーっと。


そしてズーム。

もっとズーム。

おひげクルクルしてますね。

ビーチにアザラシがいて、
それを地元の人が座って気長に見守っている光景。
最初はなんだか信じられなくて違和感すら感じた瞬間、
いやいやこれが自然本来なんだよね!!と思い直しました。
私も自然のなかにいることを実感。

どうにか彼らが数年のうちに
倍ほどの頭数まで増え絶滅危惧種でなくなるよう、
そしていつまでも、この平和な寝顔が見られることを心から願って!!!!


(size:A3 / title :meet again here~hawaiian monk seal~)
posted by YUKI at 02:45| YUKI BOARD WORKS